夜子まま塾

夜子まま塾をはじめます。


夜子まま塾とは、主にAndroidの学習を目的として一般の方向けに基本的に無料で行う講習のことです。
夜子まま塾、とおおげさな名前にしたけど簡単にいうとハンズオン学習のことです。
ハンズオン学習についてよく知らない方もいるとおもうので簡単に説明します。


◯ハンズオン
一般的には体験学習のこと、教材を使って実際に触ったり実験をしたり体験をしたりするなど体感する学習です。
IT関係の勉強会においてハンズオンというと実際にパソコンを使って実習をする形の講習です



夜子まま塾のハンズオンもこれと同じ意味ですが、コンピュータは自前のものを持参する形になります。
基本無料の講習なので色々な面でお金がかからないようにしています。
また、インターネットも利用できない環境である場合があるため、あらかじめ必要な情報はダウンロードしておく、
また開発ツールのインストール等も済ませておく必要があります。


それでは、夜子まま塾の講習内容の説明です。
夜子まま塾では、大きく分けて初級者向けと中級者向けがあります。
初級者向けはAndroidについてこれから勉強をする、または勉強をはじめてみたけど難しくて途中で分からなくなったそういう人を対象にしています。
そのため範囲は”Android開発環境の作成方法〜簡単なAndroidアプリの作成”までになっています。
次に、中級者向けの講習ですが、こちらは初級者向けの講習をうけた方、あるいはすでにAndroidアプリをいくつか開発したけどもっと理解を深めたい、そういう方が対象になっています。
すでに夜子まま塾の初級者をうけた方なら、十分学習できる内容ですし、また初級の講義内容をおさらいなどしますので理解しやすいと思います。


次の表は、各講習の内容になります。


講習名 クラス 内容
Androidアプリを作ってみよう(ハッカソン) 初級 10日おぼえるAndroidアプリ開発の2章相当の内容・プログラムをする楽しみを学習する。

1 4人1組でチームを作ります。
2 Eclipseのセットアップ、ADTのセットアップを行う
3 エミュレーターを作成する
4 サンプルプログラムを読み込み実行する
(あらかじめ準備しておいたプログラムを改造します。
例 テキスト連携するアプリ、電話をかけるアプリ、電卓アプリ、ホームページを表示するアプリなど)
5 サンプルプログラムの解説
6 サンプルプログラムを修正し実行する。
7 発表
レイアウトテクニック 初級 10日おぼえるAndroidアプリ開発の3章相当の内容と補足
レイアウトについて学習してみたけど、実際やってみるとよくわからないという人向けの内容です。最初に軽くAndoroidの各レイアウトについて説明をし、そのあとそれらレイアウトに関連する課題をだして答え合わせをします。
参考資料:レイアウトテクニック 課題
ListView、Intent連携 初級 10日おぼえるAndroidアプリ開発の4章相当の内容と補足
難解なListViewについてもういちど考えなおしてみる、またActivityのライフサイクルやIntentの使い方などの説明も行い、最後にListViewのカスタマイズの仕方を説明し、そのあと課題をだして答え合わせをします。
SQLiteとコンテンツプロバイダの使い方 中級 10日でおぼえるAndroidアプリ開発の5章相当の内容と補足
Android で利用することができるSQLiteデータベースおよび、コンテンツプロバイダの使い方と、様々なプロバイダの説明、それからちょっと込み入った調査をす る方法などを紹介します。ひと通り説明をしたあと、データベースアプリの課題をだして答え合わせをします。
Imageの使い方 中級 10日でおぼえるAndroidアプリ開発の6章相当の内容と補足
Androidでイメージを取り扱う場合に課題になるOutOfMemoryとの戦い方とその対処法を紹介します。ひと通りの説明をしたあと課題をだして答え合わせをします。
Viewのカスタマイズ 中級 10日でおぼえるAndroidアプリ開発の7章相当の内容と補足
デフォルトのボタンやコンボボックスなどをカスタマイズして独自のViewの作成方法や本で紹介しきれなかったカスタマイズ属性の設定方法などを紹介します。ひと通りの説明をしたあと課題をだして答え合わせをします。
アニメーションの使い方 中級 10日でおぼえるAndroidアプリ開発の7章相当の内容と補足

Androidで使用できるアニメーションの使い方とViewFlipperの使い方を紹介します。ひと通りの説明をしたあと課題をだして答え合わせをします。
AppWidgetの作り方 中級 10日でおぼえるAndroidアプリ開発の8章相当の内容と補足

ホームに配置するウィジェットの作り方を説明します。なんとなく作ってみたらうまく動いた、けどどうして動いているのかわからない。ちょっと込み入ったことをしたらわからなくなった。そういった方向けの内容です。ひと通りの説明をしたあと課題をだして答え合わせをします。
サービスの使い方 中級 10日でおぼえるAndroidアプリ開発の8章相当の内容と補足

サービスの使い方を学習します。重たい処理をサービスで処理し処理の状況をNotificationに通知する方法などを解説します。ひと通りの説明をしたあと課題をだして答え合わせをします。
音楽プレイヤーを作っちゃおう(ハッカソン) 中級 10日でおぼえるAndroidアプリ開発の9章相当の内容と補足
自分だけの音楽プレイヤーの作り方を説明します。自分なりのデザインを最初に行いそこに音楽プレイヤーの機能をつめこんでかっこいいプレイヤーを作っちゃいましょう。


基本的には私が執筆した「10日でおぼえるAndroidアプリ開発入門教室(翔泳社)」で書くことができなかった内容を交えて、補足するのがこの塾の主旨ですが。本にこだわらずAndroid技術者を育てて今度は発表できる人が増えていくことを願っています。


◯塾の開催について
依頼があればどこでもいきます。基本無料ですが新幹線を使わないといけないような(神戸が拠点です)、交通に難がある箇所や、開催するにあたり場所にお金がかかる場合は、それに相当するお金を徴収するかもしれません。ですが比較的安価になるとおもいます。


また、日程ですが基本的には私の休日または祭日に行います、平日でも予定があえば行う場合がありますので事前に確認をして下さい。


連絡方法は、yokmama@kayosystem.com へメールをくださるか twitterにて @yokmama 宛にメンションを投げていただければ対応いたします。


夜子まま塾の開催スケジュールについては本ホームページにて告知を随時していきますので、たまにチェックをしてください。(日程表はこちら


以下質問があったことについてのログなど


Q 本の購入は必要ですか?
A 本はあったほうがよい程度なので、なくてもかまいません。本の内容を単純にトレースするような講義でありませんので気にしなくてもけっこうです。


Q 講義の流れはどのような感じですか?
A 次のような感じで、講義やってみるという形で進めていきます。二回に分けているのはその日のテーマを掘り下げていくような形ですすめるため分けています。3回目も行きたいけど、多分体力的にここらへんが限界でしょう。
講義1(1時間程度)
課題1をやってみる(1時間程度)
講義2(1時間程度)
課題2をやってみる(1時間程度)


Q 時間はどれぐらいですか?
A だいたい4時間程度をみています。途中休憩などを考慮するともっとかかるかもしれません。私自身は1日予定をあけていきますので、ゆったりとした感じで進めていければと思っています。


Q 会社にはきてくれますか?
A 無料で講義をする理由は、この活動が非営利であり、また本を買っていただいた方に対してのフィードバックと教えることによる自分自身の知識の向上などです。そのため、企業向けには関しては夜子まま塾としてしてではなく、別窓口として会社あてにご連絡ください。


Q 夜子まま塾をやってほしいのだけど?
A まずはご連絡ください。日程が空いていればその日に予定をいれます。そちらでやってほしいことは場所の確保と告知、および会場の設定等です。人数は10数名程度なら私一人でも対応できますが、それ以上になる場合は手伝ってくれる方がほしいです。